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アレックス、ウィリー、メアリーの保護経緯
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アレックスは、癌終末期の飼い主さんから相談を受けて、保護をしました。

相談を受けた時点で、飼い主さんのお家には、総勢で7匹のイヌがいました。
全て、10歳以上の高齢犬です。

内訳は
10歳トイプードル♀ ティファニー
10歳トイプードル♀ キャンディ
10歳トイプードル♂ アレックス
12歳トイプードル♀ ソフィア
12歳シェルティ♂ ウィリー
14歳シェルティ♀ リン
14歳フェルティ♀ メアリー

アレックスを迎えに行く間に、飼い主さんのいとこがシェルティのリンの里親さんになってくださいました。
先住犬には、まだまだ若いバセットハウンドがいるお家です。

残りは6頭ですが、さすがに我が家でも一度に全頭に引き受けることは、とてもとてもできません。
なので、1匹預かって、里親さんを探し、見つかったらまた、次を預かって・・・という話で、アレックスを預かることになりました。

とはいえ、飼い主さんのご家族はすでに高齢のおばあちゃんしかおらず、そのおばあちゃんも、施設に入っている状態なので、お家には飼い主さんとイヌしかおらず・・・
飼い主さんのお家に、アレックスを迎えにいったとき、場合によっては全頭保護もあるかも・・・と、ドキドキしながら迎えにいきました。

ところが、到着してみると、キレイな環境でイヌたちは暮らしていたので、飼い主さんと話をして、その日はアレックスだけを預かって、帰宅しました。

それが9月3日の話です。

その後、飼い主さんとはメールでやりとりをしながら、K母にも相談し、アレックスは、我が家で保護しながら、里親さんを探すことになったのですが・・・

9月11日。
飼い主さんが、自宅で倒れて、そのまま急逝されました。
急逝というのは語弊があるかもしれませんが・・・癌終末期であれば、いつ、こういう事態が起こってもおかしくないのに・・・
私もすっかり油断していました。
飼い主さんと会った時の印象から、半年ぐらいは頑張ってくれるかも・・・なんて、呑気に思っていました。
でも、今思えば、気力を振り絞っていたんだろうなと思います。
イヌがいるからと、入院も固辞し続け、自宅暮らしを続けておりました。
享年、58歳でした。
犬達もすべて、年齢10歳以上だったので、通常であれば、十分全頭看取れるぐらいの年齢でした。

犬だけが家に取り残されている状態になりました。
正直、6頭連れて帰ることに無理があるのは、百も承知でしたが。
それでも、家主のいない家に残された犬たちのことを知らないふりはできなくて、仕事が終わってから、その日の夜にイヌたちを迎えに行きました。

最終的に、先にシェルティのリンを引き受けてくださったお家で、後肢が膝蓋骨脱臼しているキャンディのことも引きうけて下さり、また、もう一人、最初はティファニーだけということでしたが、結局はソフィアも一緒に、家族に迎えてくださいました。
小さい頃から、飼い主さんのお家に出入りしていて、イヌ達のことをとてもとてもよく知ってる方です。
年齢の若い飼い主さんですが、遺されたイヌと亡くなった飼い主さんに対する愛情は人一倍。
でも、イヌと暮らすことも初めてなので、何かあれば、必ず連絡をくださるようにお話をして、ティファニーとソフィアを託しました。

我が家に残ったのは、アレックス、メアリー、ウィリーの3匹です。
アレックスは、既に里親さんを募集しており、ウィリーは満身創痍の体調のため、我が家で様子を見ています。
メアリーはまだ、病院に連れて行ってないので、血液検査等の結果次第で、今後どうするか、考える予定です。

亡くなった飼い主さんは、20年近く、ガン闘病されている方でした。
亡くなった場合は、ご主人が犬の面倒を看続ける予定でしたが、まさかの1年前に、元気だったはずのご主人が、癌で他界されました。
お子さんがいらっしゃらない家庭だったので、残ったのは、飼い主さんと、高齢のおばあちゃん・・・
もう、ずっと前からこうなる事態はわかっていたと思うのです。

お家は3階建てのお家で、既に2階3階のお部屋は、すべて片付けが済んでおり、もぬけの殻だったそうです。
1階だけで生活をされていました。
おそらく、癌終末期ということで家の中のことは、いろいろ整理されていたんだと思います。

けれども、最期の最期、ギリギリまでイヌのことは手放せなかったことをおもうと、なんとも残念で悲しい気持ちになります・・・
愛情だけでは、気持ちだけではどうにもならない。
もっともっと早く、里親さん探しはできたはず・・・・と思いました。

けれども。
後に、引き受けたウィリーの状態が、あまりにも悪く・・・
もっと早くに手放してくれていたら・・・という話を、ワンのろさんとしていたところ、ワンのろさんが、「でも、もしかしたら、ウィリーは、飼い主さんのそばにいたから、ここまで頑張って生きれたのかもしれないね」と。。。

亡くなった飼い主さんのお友達とお話をする機会もありました。
亡くなる前日までメールでやりとりされていたそうなのですが、亡くなる2週間前ぐらいから、犬達がやたらとそばに寄ってきて離れない・・・ということを、メールの中でお話されていたそうです。

イヌ達も、イヌ達なりに何かを感じていたのかもしれないですね。
そして、イヌ達は、やはり、ひたすら飼い主さんに最期の最期まで、寄り添い続けるものなんですね。
ワンのろさんの言うように、ウィリーもきっと、飼い主さんのそばだったから、頑張って生きられたのかも・・・

イヌに対する命の責任。
人生や命に絶対はない。
明日、事故で死ぬかもしれない。
でも、それでも、できる限り、健全な状態と環境で、イヌ達と暮らしていきたいと・・・改めて思いました。
健全な状態でないと、きちんとした判断もできない気がする・・・
亡くなられた飼い主さんも、きっと、頭ではわかっていても、心がイヌたちを手放せなかったのだと思います。

とはいえ、どうなるかわからない未来に怯えすぎてもね。
いい意味でも悪い意味でも、明日はわからないから、それならば、今、目の前にいる子たちと、ちゃんと向き合って、1日1日を大切に、丁寧に暮らしていきたいです。

今は、目先の掃除と目先の散歩。
犬達が快適に過ごせるように、がんばりますね!

そして、長年闘病生活を続けていた飼い主さんの、おそらくずっと心の支えになっていたであろう、遺されたイヌたち。
今まで、ほんとによく頑張ったなって思います。
でも、もう、頑張らなくていいよね。

これからは、誰を支えることもなく、ただひたすら、安心して穏やかに残りの犬生過ごせるように、里親さん探しもがんばります。

もちろん、チャコもね。

みんな、ぴったりの家族と出会って、安心して、ずーーっとずーーっと幸せに暮らせますように。

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Top▲ | by lomo-papi | 2018-09-18 21:26 | ◆アレックス(里親募集中) | Comments(0)
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